■プロフィール

名無し

Author:名無し
今年の戦隊シリーズ最新作「ゴーオンジャー」が結構面白い。
そこで思い立って戦隊シリーズの歴史を自分勝手に脳内補完してまとめてみようかと思う。かなり勝手な思い込みが多いのはご了承のほどを。

■最近の記事
■リンク
■カテゴリー
■最近のコメント
■最近のトラックバック
■月別アーカイブ
■ブロとも申請フォーム
■ブログ内検索

■RSSフィード
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


スポンサー広告 | --:--:--
9.電撃戦隊チェンジマン
9.電撃戦隊チェンジマン(1985)
1985/2/2~1986/2/22 土曜日18:00~18:25




作品の特徴
バイオマンにおける行き過ぎを是正してゴーグルファイブやダイナマンのフォーマットに回帰しつつ、その基礎の上に「若く未熟なヒーロー達の成長物語」というスポ根的要素を加えた作品。ヒーロー側は成長物語、敵組織側は今までで最大規模の壮大な大河ストーリーを描くことによって、敵味方双方のキャラクターを深く掘り下げることに成功し、ゴーグルファイブ路線の弱点であったストーリーの深みの無さを完全に克服することに成功した。

その一方でヒーロー側の5人が当初、従来の本シリーズにおけるヒーローに比べてかなり欠点の多いキャラクターとして描かれたことによって、その成長物語はドタバタ喜劇の様相を呈し、笑って楽しめる娯楽作品としてのレベルも保った。

アクションや特撮の面でも前作よりパワーアップし、各自が豊富な個人技や合体技を駆使し、共通武器として光線銃を持つ他、専用武器としてそれぞれ異なった形状のバズーカ砲を使い、その5つのバズーカ砲を合体させて巨大バズーカ砲を組み立て、この合体武器「パワーバズーカ」を決め技とする。シリーズ初の合体バズーカ砲の使用であり、これ以後、こうした合体巨大火器(合体でない場合も多い)を決め技とするのが定番になっていく。


パワーバズーカ

また本作においては巨大ロボ「チェンジロボ」は戦闘機、巨大ヘリ、重戦車の3つのマシンの合体によって完成する形式に戻された。

主題歌は初期作品では本作の影山ヒロノブが唄っているものが最も燃える。ゴーグルファイブからチェンジマンは主題歌から全く迷いというものが感じ取れず、王道を突っ走っている感がある。

なお、通常作品より1ヶ月ほど放送期間が長くなり全55話までいったのは、次作のフラッシュマンの制作が遅れていたからだが、おかげで終盤が大いに盛り上がることとなった。





戦隊メンバー

赤:チェンジドラゴン/剣飛竜(男・リーダー)・・・暴走気味の熱血漢

黒:チェンジグリフォン/疾風翔(男・サブリーダー)・・・黙っていれば格好いい度胸抜群の男

青:チェンジペガサス/大空勇馬(男)・・・無邪気なムードメーカーで酷い音痴

桃:チェンジフェニックス/翼麻衣(女)・・・天真爛漫な肉体派だが幽霊が苦手

白:チェンジマーメイド/渚さやか(女)・・・明晰な頭脳の持ち主だが戦うと弱い、明るく可愛い女性

メンバーの呼称は「チェンジ(隊名)+伝説上の幻獣の名前」という形式になっている。これはチャンジマンが「アースフォース」という地球に秘められた未知の力によって戦うからで、人知を超えた地球の未知なる力の象徴として伝説の幻獣がそれぞれ各自にあてがわれている。サンバルカン以来の「名乗りに色名が無い」戦隊。

緑が消えて黒が復活してゴーグルファイブ路線への回帰が示された。女性戦士は前作に続いて2人制だが、前作のように「黄・桃」編成ではなく「桃・白」編成となった。白の女性戦士は初めて。

この作品の場合、白の女性戦士であるチェンジマーメイドが従来の可憐で女性型の桃の戦士の「戦隊のお姉さん」的な役割を、桃の女性戦士であるチェンジフェニックスが従来の活発で中性型の黄の戦士の「女戦士」的な役割を果たしている。

また赤の戦士でリーダーであるチェンジドラゴンはリーダーシップは確実にあるが熱血漢を通り越してかなり暴走気味であり、周囲のフォローが不可欠のキャラであった。それまで完全無欠な統率力を発揮するリーダーキャラであった赤のイメージがいささか崩れたのは初めて。

また、変身前のメンバーが揃いの制服(本作では電撃戦隊の制服)を着用するパターンは本作が最初。ただし、本作では常に着用しているわけではなく、だいたい基地にいる時など、主に事務的な業務についている時に着る。夏服・冬服がある。怪人との戦闘に出向く時はだいたいはバラバラな私服で行く。


電撃戦隊制服(冬服・女性用) 軍事組織とは思えないほどミニスカート

フィギュアにするとこんな感じ(渚さやかバージョン)

私服といっても、戦隊シリーズにおいては戦隊メンバーのそれぞれの私服はほぼ毎回同じ服で、1年間を通じて見ると何パターンかはあるようであるが、交互に着たりコーディネートすることはなく、変装やコスプレなどの必要性がある時以外は、だいたい季節ごとに同じ服を着続け、各メンバーごとのパーソナルファッションが決まっている状態になっている。通常のデザインの私服の場合は、メンバーによってファッションはバラバラで、特に統一感は無く、それぞれの変身後のスーツカラーと同じ色を私服の全部あるいは一部に使うことが多い。但し、これは原則であり、この原則に則らない場合も結構ある。また、ガオレンジャー以降は私服着用自体が原則的に無くなる。

制服の着用は本作において初めて見られたが、この後は定着はせず、1995年のオーレンジャーで復活するまで10年間、制服着用のパターンは無い。その後も制服着用はしばらく無く(メガレンジャーは制服を着るがこれは学校の制服なので除外)、ゴーゴーファイブで揃いのジャケットを着るようになり、それがタイムレンジャーに引き継がれ、ガオレンジャーからは揃いのユニフォーム着用が定番化するが、このゴーゴーファイブ以降のチーム用ユニフォームと、チェンジマンやオーレンジャーで見られた軍事組織の官給の制服とでは少しニュアンスが違う。後者の場合は戦隊の支援メンバーも同一の制服を着るが、前者の場合は戦隊メンバーのみ着用し、またメンバー間でも微妙にデザインが違っていたりする。





戦隊の所属
地球防衛を任務とする軍事組織「地球守備隊」内に設置された特殊部隊「電撃戦隊」に属する。電撃戦隊の長官は地球守備隊の伊吹軍曹(実は過去にゴズマに滅ぼされた星の関係者であることが終盤明らかとなる)が就任した。


伊吹長官

電撃戦隊には多数の地球守備隊の精鋭によって構成される戦士団がおり、チェンジマンの支援を任務とする。チェンジマンは彼らの中で特別に強化服を着用することが許された特別メンバーのようなものである。


電撃戦隊戦士団(夏服着用)

「電撃戦隊」の名称の由来は特に深い意味は無いと思われ、電撃的な作戦を行う特殊部隊という程度の意味であろう。「チェンジマン」も、その中で特にチェンジ(変身)することが出来る者達という程度の意味であろう。


メンバーの来歴



地球守備隊の隊員であった5人の若者が訓練中にゴズマの戦闘員に襲撃され、逃げ回る中で地球から発せられた光「アースフォース」に包まれて変身したことによってチェンジマンとなる。地球に危機が迫った時にアースフォースが彼らを戦士として選んだことによって強化服を着用することが出来るようになったからだという。


アースフォースを浴びる5人

その後は通常はチェンジブレスを使用して変身するようになった。つまりチェンジマンは科学の力だけでなく地球の未知なる力も使って戦うわけだが、劇中ではあまりそういう面が後のファンタジー系作品ほどには強調されてはいなかった。

粒子や光を浴びることによって戦士としての宿命を負うという設定は前作から引き継いだもので、前作では先祖がバイオ粒子を浴びたが、本作では本人が直接アースフォースを浴びた。ただ、前作では一般人が戦士に選ばれたが、本作では一定の訓練を受けた軍人が戦士に選ばれたという違いはある。




彼らはそれぞれ、もちろんそれなりに優秀な軍人なのだが、まだ若さゆえに未熟で、それぞれかなり大きな欠点も抱えている。それはほとんどヒーローとしては致命的なものもあり、本作以前の作品のヒーローにおいてはそうした欠点はあまり描写されなかった。しかし彼らが未熟で不完全であるからこそ、仲間で欠点を補い合い助け合って成長していく描写に説得力が生まれるのであり、終盤は彼らの成長した姿に大きな感動も生まれてくるのである。つまり欠点の多いヒーローであったからこそ、彼らの内面を深く描写することに成功したのだといえる。

戦隊シリーズというのは、そもそもチームで力を補い合って戦う姿を描くものであったのであり、そのためにはメンバーがそれぞれ完全無欠で自立した存在であるよりも、欠点を抱えた存在であるほうが良いのである。そういう意味で、チェンジマンの路線こそがこのシリーズの王道であったのだった。





戦隊の敵
全宇宙で侵略を行う混成エイリアン軍団「大星団ゴズマ」が宇宙各地から呼び寄せて地球侵略のために送り込む宇宙獣士という怪人エイリアンや戦闘員。倒された宇宙獣士はギョダーイという怪物の魔力で再生巨大化する。


星王バズー

ゴズマは極めて強大かつ大規模な全宇宙規模の組織で、侵略された星々の土着勢力を配下に取り込んで尖兵として使う多国籍軍で、地球侵略用の部隊も一方面軍に過ぎず、それを指揮するギルーク司令官もかつてはゴズマの首領である星王バズーと戦い敗れて仕方なく忠誠を誓っているという経緯がある。だいたいゴズマの幹部はこういう境遇の者が多く、みんな腹に一物かかえている場合が多く、内紛の火種が絶えない組織といえよう。


左:女王アハメス 右:ギルーク司令官

ゆえに星王バズーは遥か宇宙の彼方におり、チェンジマンの当面の敵はギルークということになるが、途中でゴズマ内の内紛でギルークが追放され、女王アハメスが司令官となり、更に様々な宇宙の群像が絡んでゴズマの内部抗争とチェンジマンとの戦いが大河ドラマ的に展開していく。

ゴズマはおそらく戦隊シリーズ歴代で最も壮大な規模の敵組織であり、ゆえに敵組織の抗争および壊滅を描いたストーリーも本作がシリーズ中随一の壮大さを誇る。ゴズマはダイナマンで確立されたジャシンカ型(エイリアン型)敵組織を全宇宙的スケールで大規模化したものといえる。


作品のヒロイン
チェンジフェニックス(翼麻衣)とチェンジマーメイド(渚さやか)の2人制。


チェンジフェニックスが「女戦士」型、チェンジマーメイドが「戦隊のお姉さん」型の系譜に位置する。


チェンジフェニックス/翼麻衣



特にチェンジマーメイドこと渚さやかが高い人気を誇る。渚さやかといえば古い戦隊ファンの間では伝説的な存在にまでなっているようである。確かに渚さやかを演じた西本ひろ子は可愛い感じの女性であるが、そんな伝説的なまでの美しさというわけではない。何故、渚さやかはそんなに人気があるのだろうか。


チェンジマーメイド/渚さやか

まず、本作そのものが前期作品群の中ではかなり高い人気を誇っているので、必然的に本作のヒロインのファンも増え、特に2人のヒロインの中で人気の高かった渚さやかのほうに人気が集まるのは当然であるということが考えられる。また、白色の女性戦士は初めてであり、変身前の白一色の私服や変身後のスーツデザインも綺麗で印象的であったことも挙げられる。

そして、かなり重要な要素として考えられるのが、この渚さやかは当時としては画期的なほどに「弱いヒロイン」であったということである。5人のメンバーの中では際立って体力が劣っており、ほとんどチェンジマンの弱点となってしまっている感じで、戦闘となるとすぐにピンチに陥るのだが、そういうところを観ていると何かハラハラしつつワクワクしてしまうのだった。


こんな感じですぐピンチになる

そして、それとも大いに関連するのだが、決定的な要素として、渚さやかは戦隊ヒロインにおけるミニスカート第一号であったのだ。これは意外なことのようにも思えるが、ゴレンジャーのペギー松山からダイナマンの立花レイまでのヒロインはホットパンツ姿が基本スタイル(ミスアメリカの食い込みレオタードは変身後のもので、そもそも変身前はむしろ露出度は低めだった)で、確かに脚線美は披露していたが、パンチラは期待出来なかった。前作バイオマンの場合は初代イエローフォーはズボン姿が基本で、ピンクファイブはお嬢様設定だったので膝丈ぐらいの長めのスカートであり、二代目イエローフォーも膝丈ぐらいかそれより少し上ぐらいのスカートであった。ところが渚さやかの基本スタイルの白の私服は、かなりのミニスカートで、そんな格好でアクションなんかすればパンチラは必至であるのに、しかも弱いものだからすぐにゴロゴロ転がされたりして、ほぼ毎回パンチラを拝むことが出来たのだった。(デンジマンの桃井あきらはピンクの衣装の時は超ミニだったのでパンチラは拝めたが、渚さやかほどの頻度ではなかった)


こんな感じでゴロゴロと転がされます

パンチラといっても実際はアンダースコートなのだが、子供心にはドキドキしてしまうもので、結果的に多くの少年の心に渚さやかは欠かすことの出来ない思い出として刻まれることとなったのだった。しかも、この渚さやかと次作のサラを除いては、この後、10年後のオーレンジャーまでは意外とこれほど極端なミニスカートの戦隊ヒロインのキャラクターは登場せず、渚さやかほど頻繁にパンツを見せてくれなくなってしまった。


やっぱり短すぎるよな・・・多分、歴代で一番短いです

それはその期間にミニスカート自体がファッションとして流行っていなかったからであるが、結果的に渚さやかでパンチラに開眼した少年たちはその後、長期間にわたってパンチラ欠乏症に悩まされることになり、その間、渚さやかのパンチラを心に思い描いて耐えていくことになった(サラの場合は衣装がコスプレっぽすぎて色気を感じにくい人が多い)のだった。それゆえ、彼ら多くの少年たちにとって渚さやかは伝説的存在となっていき、そうした彼らが成長して今の渚さやか人気を支えているのである。

そういう事情もあり、おそらく渚さやかは戦隊ヒロイン歴代最も人気の高いキャラクターであろう。



左から ジェットチェンジャー1、ヘリチェンジャー2、ランドチェンジャー3


チェンジロボ(上の3つのマシンが合体したもの)


作品の評価
ゴーグルファイブのフォーマットを骨格として肉付けをしていくという試みにおいて王道的展開で頂点を極めた作品であるといえる。ヒーローの成長物語と宇宙規模の壮大なストーリーを組み合わせたストーリー展開は秀逸で、戦隊シリーズ前期によく見られた「宇宙人の地球侵略の野望を選ばれた戦士たちが力を合わせて打ち砕く」というシンプルかつ王道的なストーリー展開の作品においてはチェンジマンがシリーズ最高傑作と言っても過言ではないだろう。戦隊シリーズの長期化を決定づけた作品である。

そういう意味でのチェンジマンの出来があまりに良かったので、この後は王道的ストーリーではチェンジマンの二番煎じになるだけとなり、ゴーグルファイブからチェンジマンの流れの中で確立されたフォーマットは活かしつつ、更に捻りのきいた設定が模索されることとなり、特にチェンジマンで大成功した「ヒーローの内面を深く描写する」という方向性が次作のフラッシュマンを生み出すこととなる。
スポンサーサイト
未分類 | 00:13:03 | Trackback(1) | Comments(2)
コメント
結膜炎でダイエットを考える
結膜(上下のまぶたの裏側と白目の表面を覆っている薄い膜)に炎症が起こる病気で、ウイルスや細菌による感染性のものと、感染しないアレルギー性のものがある http://labarum.consultsmartz.com/
2008-10-31 金 11:14:37 | URL | [編集]
承認待ちコメント
このコメントは管理者の承認待ちです
2010-09-17 金 13:37:55 | | [編集]
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

【喜劇】の口コミ情報を探しているなら
喜劇 に関する口コミ情報を探していますか?最新の検索結果をまとめて、口コミや評判、ショッピング情報をお届けしています… 2008-04-04 Fri 03:00:10 | 人気のキーワードからまとめてサーチ!

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。