■プロフィール

名無し

Author:名無し
今年の戦隊シリーズ最新作「ゴーオンジャー」が結構面白い。
そこで思い立って戦隊シリーズの歴史を自分勝手に脳内補完してまとめてみようかと思う。かなり勝手な思い込みが多いのはご了承のほどを。

■最近の記事
■リンク
■カテゴリー
■最近のコメント
■最近のトラックバック
■月別アーカイブ
■ブロとも申請フォーム
■ブログ内検索

■RSSフィード
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


スポンサー広告 | --:--:--
スーパー戦隊シリーズ
スーパー戦隊シリーズ

テレビ朝日系列で1975年から2008年現在まで続く(うち1978年1月から1979年2月までの期間は除く)東映製作、テレビ朝日系で放送の特撮テレビドラマシリーズである。原則として1作品が全50話ほどを1年間かけて放送し、現在までに通算32作品が製作放送されている。

このように1年間(つまり4クール)を通して毎週、同一の物語を描く実写版の連続テレビドラマというものは、現在の日本においては本シリーズ以外では仮面ライダーシリーズとNHK大河ドラマぐらいしか無い。1963年から毎年続く大河ドラマは別格として、1971年に始まった仮面ライダーシリーズのほうは途中かなりの空白期間があり、ほとんど空白期間も無く長期間続いているこの種の4クールにわたる民放のテレビドラマのシリーズは、特撮に限らず全てのジャンルにおいて、本シリーズ以外には存在しない。


だから本シリーズの作品が素晴らしいというわけでもなく、もちろん駄作や失敗作も存在するのだが、ここまで長期間にわたって同一の会社で製作され同一のテレビ局で放映され続けたことによって、企画現場や製作現場における作品制作のノウハウや人的資源の蓄積は膨大なものとなり、それが1年間の長丁場の製作期間において役者スタッフ問わず、ベテランから新人へみっちりと伝えられる場は他にはなかなか存在せず、貴重といえる。

だいたいこういう特撮ドラマ、特にこの戦隊シリーズというのは低年齢向けに作られているので、3~5歳ぐらいから観るのだろう。生まれてから5歳ぐらいまでの人生なんて誰でも似たようなものだから、それほど嗜好にバラつきなど有りはしない。だから常にその辺りの年代をターゲットにしていれば、視聴率のとれる一定のフォーマットが確立すれば、後はそのパターンを繰り返していけば毎年それなりの視聴率は稼げるはずである。

ところがこの戦隊シリーズは1982年の段階で既にほぼそうしたフォーマットを確立していたにもかかわらず、更に試行錯誤を重ねてアクションを派手にしたり、設定を凝っていったり、ストーリーの深まりを追求したり、新境地を開いていったりしたのだった。時にそれは方向性を誤って視聴率の低下を招いたりもした。そんなリスクを負ってまで試行錯誤を重ねるのはクリエイターとしての性なのかもしれない。

しかし戦隊シリーズというのはお約束のシーンのオンパレードのような代物で、30分間の尺の中に生身の格闘シーン、変身シーン、名乗り口上シーン、変身体での格闘シーン、決め技のシーン、敵巨大化シーン、ロボット合体シーン、巨大戦シーンなどを毎回詰め込まなくてはいけない。しかもそれらの見せ場は戦隊メンバー5~6人の全員に割り振らねばならない。それらを詰め込んで余った尺の中でドラマを展開していくのだから、試行錯誤といっても並大抵のことではない。

いわば、芝居で言えば歌舞伎の演目、文学で言えば五七五七七の定型がきちんと定まった和歌のようなもので、様式が整った制約の多い中で自分なりの表現をしていかねばならないのであり、テレビドラマで言えば時代劇が似たようなもので、どうしてもパターン化してしまいがちになるものだ。パターン化したもので妥協してしまおうとすれば、こんな楽な物は無く、お約束の要素だけで尺を埋めてしまっても、それはそれで形にはなり、固定ファンはそれでも喜んでくれる。だから大抵はそうやって妥協して楽をしてワンパターンのものしか作らなくなる。そうして気がつけばマンネリの極致に達して、いつしか、せっかく受け継がれてきた様式の世界を単に時代遅れの存在に貶めて、その演目自体を表舞台から消していってしまう。時代劇シリーズも、メタルヒーローシリーズもそうやって消えていき、そして今は復活しているが仮面ライダーシリーズもウルトラシリーズも、一時期はそのようにして消えていったのだ。

戦隊シリーズだけが、そして時代劇シリーズの中で大河ドラマシリーズだけが、様式の世界に安住することなく、制約の多い中で試行錯誤を続けて新しい境地を常に求めていったことによって、そのシリーズを長期間継続させることに成功したのだった。そして尺の短さも含めて、その制約の多さについては戦隊シリーズのほうが大河ドラマシリーズを上回ると思われ、それゆえ戦隊シリーズが現在まで続いているというのは、それだけ新境地を求める熱意が強かったということを意味する。

制約の多い中での試行錯誤で生み出される成果こそが真に創造性豊かなものなのであって、戦隊シリーズが生み出してきた作品群にはそれだけの価値がある。なぜ戦隊シリーズの制作者たちがそうした試行錯誤を続けたのかというと、子供を決してお約束のパターンだけで満足するような簡単な相手だと軽く見ずに、子供を目の肥えた一人前の視聴者として評価し続けたからだろう。そしてまた、成長したら卒業してお別れするのではなく、シリーズのファンになってくれた子供が大人になっても視聴し続けてくれるような物を作り続けていこうという想いもあったからだった。

そのような思い入れはしばしば現実的ではなく、時にそれは子供に対する過大評価や買い被りともなり、それは大きな失敗ももたらしてシリーズの存続を危機に陥れることもあった。しかしそれでも本シリーズの制作者たちが試行錯誤を止めることが無かったことによって、結果的にはシリーズが長期化してパワーアップしていったのだった。それゆえ、そうした戦隊シリーズ制作者たちの試行錯誤の歩みを見ていくことに価値があると思った次第なのである。

スーパー戦隊シリーズの歴史は大きく分けて、1975年の「秘密戦隊ゴレンジャー」から1991年の「鳥人戦隊ジェットマン」までが前期、1992年の「恐竜戦隊ジュウレンジャー」以降が後期ということになる。現在がジュウレンジャーからの流れに含まれているのかどうかは現時点ではよく分からない。

ただ、更に細かく分けるならば、1975年の「秘密戦隊ゴレンジャー」から1982年の「大戦隊ゴーグルファイブ」までが第一期、1983年の「科学戦隊ダイナマン」から1991年の「鳥人戦隊ジェットマン」までが第二期、1992年の「恐竜戦隊ジュウレンジャー」から1999年の「救急戦隊ゴーゴーファイブ」までが第三期という風に分けられ、更に2000年の「未来戦隊タイムレンジャー」以降、現在に至るまでを第四期とするか、あるいは最近になって第四期から第五期への移行が行われたのか、そのあたりの判断は現時点では難しいところである。
スポンサーサイト
未分類 | 17:57:29 | Trackback(0) | Comments(7)
コメント
はじめまして
tokusatsubuろぐ管理人 汐見・ルイです。

履歴から来てみてはっきり言って驚きました。
管理人さんのスーパー戦隊シリーズに対しての思い入れと、こだわりは半端じゃないと感じました。しかも大河ドラマとスーパー戦隊シリーズを比べるなんて!しかも読んでいて納得です。

お互い戦隊を扱ったブログの管理人ですが自分がちょっと恥ずかしくなりました。

これからも更新を楽しみにしてます 
(コメント気に入らなければ削除して下さい)
2008-03-28 金 07:23:24 | URL | 汐見・ルイ [編集]
>汐見様
訪問いただきありがとうございます。
いえいえ、こちらこそ毎日そちらのブログ楽しみに拝見させていただいています。
私は画像など扱うスキルが無いので何ら創作活動は出来ないのですが
何か私のくだらない文が貴方のようなクリエイターの刺激になれば幸いと思いトラックバックさせていただきました。
今後もたまに覗いてみてください。
2008-03-28 金 08:15:36 | URL | 管理人 [編集]
はじめまして
電撃戦隊チェンジマンが放送していた頃に生まれた者です。一番好きなスーパー戦隊は五星戦隊ダイレンジャーです。

管理人さんはスーパー戦隊シリーズを特撮ヒーローとしてではなく一つのドラマシリーズとして扱っていてすごいと思います。

スーパー戦隊シリーズは私も好きですが、私自身ちゃんと観た作品がシリーズの半分もいかないのでどうしてもスーパー戦隊シリーズを画報やウィキペディアでの知識でしか補っていない部分がまだ多いです。もっと知識だけでなく自分なりの考えをもっていきたいと思います。最近はレンタルDVDに普及のよって秘密戦隊ゴレンジャーやジャッカー電撃隊、電子戦隊デンジマンのような作品も観れるようになったので観ていきたいと思っています。
2008-03-30 日 14:58:04 | URL | 第4のペロリンガ [編集]
バスケットボール
バスケットボールを探すなら http://www.umaiumai.biz/101070/201959/
2008-11-10 月 15:06:00 | URL | [編集]
投資で資産運用
投資の検索サイト。投資信託、個人投資家、情報、投資物件、投資家など投資に関する各種情報をお届けしています。 http://nassinng.hartmerrell.com/
2008-11-30 日 18:07:22 | URL | [編集]
承認待ちコメント
このコメントは管理者の承認待ちです
2010-05-24 月 02:39:57 | | [編集]
承認待ちコメント
このコメントは管理者の承認待ちです
2013-01-27 日 19:09:48 | | [編集]
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。